เรื่องรัก น้อยนิด มหาศาล

・・・といったって、別にタイ語で観たわけではないこの映画の題名は「Last Life in the Universe」。ネットで拾ったタイ語なので、ホントはなんて書いてあるかも解らない。直訳かそれともタイ国内向けのタイトルか、ひょっとしたら、外国でたまに見かけるTシャツにプリントされた日本語みたいに、いきなり「いかりや長介!」とか書いてあるのかもしれないけど。

 それにしても、さすがは日本映画好きの外国人の監督という感じで、最近の邦画ではもう飽き飽きの、例の「間(ま)」と「つぶやき台詞」のとらえ方が違っていて良かった。とにかく、あの、間〜つぶやき台詞〜間〜間&場面転換、には、本当に惹きつけるものと、意味あり気なのでつい凝視してしまった揚げ句、ただ目を疲れさせるだけものがあると思うのだけれど、とにかく、このところそれがまるで「売れる手法」のようにどんどんと引き継がれていて、流行りの俳優が2人ほど出てきて、ぽつりぽつりと日常を描いてゆくような映画は、みんな同じになっている。始まりのカットでもう「ああ、またこれか」というのが多い。 

で、これはそれっぽいのに「それが売り」ではないので、どこかホッとした。ジャパニーズヤクザの描写が無駄にしつこすぎないのも新しい。そして、全体がなんだか最近の日本映画への敬意で満ちている様で気持ちが良かった。タランティーノの強烈なそれではなくて、もっと若い「日本映画ってかっこいいよな」みたいな軽いノリで。

 [Last Life in the Universe]

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