Kamataki
エンディングの曲を聴く為にだけでも、全編を見る価値有り。途中どんなに響いてこなくても、それまで見ないと損。いや、ひょっとしたら何かを見つけられるかも。 舞台はたぬきの焼き物の信楽、事情あってそこの窯元で働くことになった西洋人の若者の視点で、日本の文化や風情みたいなものを描いている。でも日本を描いた外国映画だからって、 スーパー無国籍ゲイシャもの というわけではなくて、日本文化に対する知識と敬意にあふれた、ちゃんとした現代劇。 全体を包むこの「なんかな」という、ちょっと腰抜けな感じがいつもカナダ映画に感じる独特な感覚にピッタリだったので、「これ、これ、この感じはなんだろう」と思いながら最後まで見てしまった。それにしても、どこの国の映画だか知らずに見ているのに、だんだんとその感じがしてきて、「もしや」となるから不思議。 で、もしもこれを見た外国人に、「日本人からみてどうだった?」と聞かれたとしたら、日本人の私としてはもちろん、「愛のコリーダは、見ましたか?」と、話をはぐらかすしか無い。 [Kamataki] [愛のコリーダ]