The Guiter
女性向けだとか男性向けだとかいわれる映画は、実際本当にその様に出来ていて、特にどちらともない気分で見ると、ああこんなところが男性向けなのかなとか、この感じが女性に受けるのかもとか、だんだんとそれがじゃまっけになってくるものだけど、この映画については、女性だったらたぶんもっと楽しめたことだろうと、女性が羨ましくなった。
だからといって、男性だとつまらんのかということは全くなくて、ある意味かなり男の子向けでもあるのだけど。ただ、この映画に含まれている、大切なあるエッセンスを得ることができない。それを楽しむにはやはり、この主人公と同じ性別じゃないとダメ。とにかく、そこにあるとわかっているにもかかわらず、完全に体験できないというのが悔しかった。
話の最初からこちらに何も考えさせないような、程よいスピードとテンポを持っていて、ある次元のリアリティの中に、カリッとしたユーモアが最小限にセンスよくちりばめられている。緊張もするし、ロマンスもあって、シリアスでコミカル、そして、その全てが、安心さえしてしまうようなゆったりとしたスピードの中でまばらに展開してゆく。まるで、現実感のある夢の様な感じ。
今までは、その映画を見ているときに連想したことをここで書いてきたと思うのだけど、今回は不思議と何も考えずに、なんだかとてもいい感じに時間を過ごせた。ということで、特にベジタリアンの女性におすすめ。
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